2024.7.1
虐待や貧困など何らかの事情で児童養護施設や里親家庭で暮らす子どもは全国で4万人を超しています。
特に、2022年度、全国の児童相談所に寄せられた虐待相談対応件数は、過去最多の約22万件となっています。そのような虐待を受けた子どもたちも含めた社会的養護の必要な子どもたちが安心・安全に暮らすことができる場所が求められており、さらには、子どもの自立支援の拡充と改善を行っていくために、改正児童福祉法が2024年4月に施行されました。
その中で、里親制度で新たな役割を担う「里親支援センター」の設置が、都道府県の3割で始まりました。
この里親支援センターは、里親に関する普及啓発や新たに里親になることを希望する方について相談を行ったり、里親への研修などの里親支援事業を行ったり、里親さん及びそこで養育される子どもたちへの相談支援を行うことで、家庭養育を推進するとともに、里親さんのもとで暮らす子どもたちが心身ともに健やかに育つことができるよう、その最善の利益を実現することを目的としています。
私たち優里の会は、令和6年4月より熊本市と県南(八代市以南)の2カ所におきまして「里親支援センターゆうり」の名称も新たに業務を行っております。
2021年度末、家庭での養育が困難で、里親やファミリーホーム、乳児院、児童養護施設で養育されている子どもたちのうち、里親やファミリーホームでの養育が占める割合は23・5%となっており、国の目標値である乳幼児75%、学童期以降50%に遠く及ばない状況です。
一人でも多くの子どもたちの健やかな成長と暮らしのために、里親家庭がもっとあたりまえの社会になるように、これからも里親家庭のご支援を行っていきたいと思います。
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