明日7月9日(火)、エフエム・クマモトのラジオ番組「FMK poppin’ breakfast」
内で、8時45分より「フレッシュフラッシュ熊本」が放送されます。
このコーナーは熊本市の広報ラジオとなっており、明日7月9日は熊本市児童相談所より里親制度についてのお知らせを行います。
熊本市里親支援センターゆうりが8月11日に主催するすまいるカフェについてもお知らせいたしますので、皆さまぜひお聴きください!
明日7月9日(火)、エフエム・クマモトのラジオ番組「FMK poppin’ breakfast」
内で、8時45分より「フレッシュフラッシュ熊本」が放送されます。
このコーナーは熊本市の広報ラジオとなっており、明日7月9日は熊本市児童相談所より里親制度についてのお知らせを行います。
熊本市里親支援センターゆうりが8月11日に主催するすまいるカフェについてもお知らせいたしますので、皆さまぜひお聴きください!
虐待や貧困など何らかの事情で児童養護施設や里親家庭で暮らす子どもは全国で4万人を超しています。
特に、2022年度、全国の児童相談所に寄せられた虐待相談対応件数は、過去最多の約22万件となっています。そのような虐待を受けた子どもたちも含めた社会的養護の必要な子どもたちが安心・安全に暮らすことができる場所が求められており、さらには、子どもの自立支援の拡充と改善を行っていくために、改正児童福祉法が2024年4月に施行されました。
その中で、里親制度で新たな役割を担う「里親支援センター」の設置が、都道府県の3割で始まりました。
この里親支援センターは、里親に関する普及啓発や新たに里親になることを希望する方について相談を行ったり、里親への研修などの里親支援事業を行ったり、里親さん及びそこで養育される子どもたちへの相談支援を行うことで、家庭養育を推進するとともに、里親さんのもとで暮らす子どもたちが心身ともに健やかに育つことができるよう、その最善の利益を実現することを目的としています。
私たち優里の会は、令和6年4月より熊本市と県南(八代市以南)の2カ所におきまして「里親支援センターゆうり」の名称も新たに業務を行っております。
2021年度末、家庭での養育が困難で、里親やファミリーホーム、乳児院、児童養護施設で養育されている子どもたちのうち、里親やファミリーホームでの養育が占める割合は23・5%となっており、国の目標値である乳幼児75%、学童期以降50%に遠く及ばない状況です。
一人でも多くの子どもたちの健やかな成長と暮らしのために、里親家庭がもっとあたりまえの社会になるように、これからも里親家庭のご支援を行っていきたいと思います。
優里の会は「すべての子どもに温かな家庭を 将来に向かって夢を描ける力を」というミッションを理念として活動を行ってまいりました。その一環としての里親支援は優里の会の大きな柱となっています。様々な事情で自分の家庭で暮らせない子どもを自分の家庭で育てることは、里親さんにとってはとても大変なことだと思います。私たちのミッションは、子どもを育てる環境をとても大切にしております。里親さんが明るく元気で生活することは、子どもにとっても楽しい生活の証です。そのために私たちができることを考えています。
国が施設養育から家庭的養育に切り替えてからかなりの時間が経っておりますが、里親養育の質的変換は行われていません。いまだ里親さんのイメージは固定的で、日々の悩みの解決にはまだまだほど遠いようです。これからは、里親さんの声にならない声を拾い集め、それに応えるような支援方法を考えて行く必要があると考えています。
行政や地域の方々が里親養育の難しさを理解し、この新しい家庭への支援の輪を広げていけば、多くの家庭で暮らせない子どもたちの幸せにつながると思っています。
NPO法人優里の会は、社会的養護の子どもたちの権利を守り、子どもの健やかな成長と自立を図るために2013年に設立しました。
その後、熊本県や熊本市から里親制度の普及・啓発、委託促進、研修事業の委託を受け活動を続けてきました
2020年に認定NPO法人になり、同年12月に熊本県からフォスタリング機関として認定され、八代児童相談所管内の里親養育包括支援機関となりました。2024年4月から国の制度が変わり、フォスタリング機関は里親支援センターとして第二種社会福祉事業に位置付けられました。当法人は県南はもちろん熊本市児童相談所管内の里親支援センターとしても、里親・里子の支援を行っています。
また、児童虐待防止にも力を入れ、すべての子どもたちが安心・安全な環境で育つことが出来るよう、講演会や児童虐待防止冊子の発行も続けています。
子どもや家族への支援は、一つの法人だけで出来るものではありません。そこに関わるすべての人や機関がつながり、子どもや家族が自分の持っている力を発揮できるように皆さまと一緒に活動を続けていきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。
熊本市里親支援センターゆうりです。
8月11日(日)に、「すまいるカフェin熊本市南区」を開催します。
先日中央区で開催時には里親制度に関心のある方にお集まりいただき、ゲストの里親さんの体験談を、里親になった動機や子どもを預かるまでの流れ、その後の苦労話・やりがいや楽しみ、良かったことなどを和やかな雰囲気の中で話していただきました。
参加者さんから里親さんへの質問も丁寧に答えていただき、それによって「良い意味で気楽に臨めそうな気がしました」「わからなさ過ぎて先が見えない感じだったが、少しずつ明るく見えてきた」「子どもそれぞれ個性があるのでもっと色々な方の体験談が聞ければ良いなと思います」「周りに聞ける方、共有できる方がいないので安心して話し合える場はとても貴重でありがたい」との感想をいただきました。里親にはなれないけれど、啓発を応援したいと参加された方もおられてだんだんと輪が広がっているように思えました。今後の登録に向けて進み出される方もおられました。
8月には南区での開催となります。
皆さまのご参加をお待ちしています。
開催日:8月11日(日)14:00~15:30
場所:天明堂 白藤店
(熊本市南区白藤3-6-1)
★申込はこのページのお問合せフォームへ。
氏名・お住まいの市区町村・電話番号・参加の動機(里親になりたい、里親制度を知りたいなど)をご記載ください。
7月13日(土)~14日(日)、グランメッセ熊本にて、HAPPY PARK 2024が開催されます。
HAPPY PARKでは、「ハピパで見つけよう!未来につながるわくわく体験」をコンセプトにマルシェイベントを開催されます。
体操やトランポリン、木の遊園地、ヘアメイク、e-スポーツやVRなどの体験ブースや、ハンドメイド雑貨にワークショップ、美味しいフードなど盛りだくさんの内容となっています。
そして、熊本市里親支援センターゆうりも両日出展し、里親制度のパネル展示や相談コーナーを設けます。
皆さまが里親制度を知るきっかけとなり、里親とそこで暮らす子どもたちを温かく見守ってもらえる地域社会につながっていくと幸いです。
ちょっとしたゲームコーナーや景品もあります!
大人も子どもも楽しめるHAPPY PARKに是非お越しください(^_^)
HAPPY PARK 2024~ハピパで見つけよう!未来につながるわくわく体験~
日 時:2024年7月13日(土)10:00~17:00・14日(日)10:00~16:00
場 所:グランメッセ熊本(熊本県上益城郡益城町福富1010)
入場料:高校生以上500円(中学生以下無料)
HAPPY PARK 〜ハッピーパーク 家族みんなで楽しめる〜 - HAPPY PARK ハッピーパーク (jimdofree.com)
熊本市里親支援センターゆうりです。
先日6月22日(土)に、「すまいるカフェin熊本市中央区」を開催しました。
東区に続き水前寺の「れすとらんボナペティ」で里親制度に関心のある方にお集まりいただき、ゲストの里親さんの体験談を、里親になった動機や子どもを預かるまでの流れ、その後の苦労話・やりがいや楽しみ、里親になって良かったことなどを和やかな雰囲気の中で話していただきました。
参加者の皆さんも、色々な質問をされ、里親さんからの丁寧な答えで安心される場面もありました。それによってか「良い意味で気軽に臨めそうな気がしました。」「わからな過ぎて先が見えない感じだったが少しずつ明るく見えてきた。」「子どもそれぞれに個性があるのでもっと色々な方の話が聞ければ良いなと思います。」「周りに聞ける方、共有できる方がいないので安心して話し合える場はとても貴重でありがたいです。」などの感想をいただきました。里親にはなれないけれど啓発を応援したいという方も参加され,いろんな輪が広がってきているのかなぁと感じました。
次回は8月に南区での開催となります。
皆さまのご参加をお待ちしています。
日時:8月11日 14:00~15:30
場所:天明堂 白藤店
(熊本市南区白藤町3-6-1)
★申込はこのページのお問合せフォームへ。
氏名・お住まいの市区町村・電話番号・参加の動機(里親になりたい、里親制度を知りたいなど)をご記載ください。
こんにちは!特定非営利活動法人 優里の会です。
梅雨の時期に入りましたね。
この時期があけたら本格的に夏がやってきます!
体調にはくれぐれも気をつけて、皆さまお過ごしください(^_^)
★写真は6月8日に開催した田植えサロンの様子です。
6月2日(日)、くまもと県民交流館パレアにて優里の会定期講演会を開催しました。
今年は「みんなで育てる社会的養護~社会全体が子どもの『社会的共同親』となる世の中へ~」をテーマに、大阪公立大学教授の伊藤嘉余子先生をお招きし、ご講演いただきました。
伊藤先生には、すべての親子が住みやすい・子育てしやすい熊本にしていくためにはどういうことができるのかを、一緒に考えていけるようなお話を考えていただきました。
伊藤先生はイギリスのグラスゴー大学で客室研究員もされており、イギリスの社会的共同親の取り組みや、ユニバーサルデザインという視点、また、里親としてもご家族と一緒に子どもの預かりをされており、里親の立場からの視点やお気持ちを聴かせていただきました。
93名の皆さんにご参加いただき、講演の後は、里親さん・養親さんの体験談発表とパネルディスカッションを行い、皆さまのおかげで充実した講演会となりました。
お話しいただいた伊藤先生、里親さん、養親さん、ご参加いただいた皆さまありがとうございました。
6月17日月曜日から、南区でパネル展を開催しています。
会場は、熊本市南区役所の1階ロビーです。
正面入り口から入って左側の筆記台の側面の壁に、里親制度について皆様に知っていただきたい内容の展示を行っております。その下に、里親川柳も展示しております。里親になられてからのお気持ちがこもった言葉でつづられています。
南区役所へお越しの方、御用で南区においでの方々、ぜひ一度ご覧になってください。